加賀棒茶・丸八製茶場のマリコロードがマイブーム
もう1ヶ月前になりますが、金沢に行った際に、念願の加賀棒茶・丸八製茶場さんを訪問しました。
2年前に 日本伝統食品の担い手若手集団 Handred のセミナーを受講した際に、たまたま同じテーブルで、丁寧にお話くださったのが、強く印象に残っています。その、丸谷 さんのご厚意で、普段は見られない工場内での焙煎の様子も拝見しました。高温で短時間の焙煎をかけ、香りを飛ばさない工夫をされて包装まで。
原料の調達や加賀棒茶という名の商標登録の事など、苦労話もお伺いできて、今まで知らなかった事がたくさんありました。
1番印象的だったのは「皆さん、ほうじ茶や緑茶はいつも同じ味で当たり前と思っていますが、本当はそれを維持するのが大変なんです。気候によって年ごとに茶葉の出来は違うし、樹齢によっても出来が違うんです。」ハッとしました!
考えれば当たり前なのに、お茶は産地の差くらいしか思っていませんでした。本当は、ワインのように、今年はこんな味、去年とはこんなに違う、そういうものなのですね。むしろ、今年の味はこんな感じ!と個性を売るようになっても、良いのかもしれません。
さて、さらに、できたばかりの、日本で唯一のほうじ茶のための茶室!にも入らせていただきました〜
茶葉が練り込まれた壁と高い天井。外界とは異空間な感じがあり、とても癒される空間でした。こちらは、グループ・ご家族などで、ご予約する事ができるそうです。
さて、すっかりハマっているお茶が、マリコロード。
丸八製茶場さんの季節限定茶で、インド系の紅茶葉を、静岡県丸子(マリコ)で改良して生まれた印雑焙茶です。
味わいは、紅茶とほうじ茶の間のような華やかな香気のあるお茶で、すーごく好みなんです。
現在ちょうど、HANDREDメンバーが日本橋高島屋の味百選に出展されています。
丸八製茶場さんもいらしているそう。
お話聞きたい方、足を運んでみてはいかがですか。私も行きまーす!!
〜11/5まで。
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