山菜と私の距離


山菜と私の距離

今年はGWに山形でたっぷり買えたので、山菜三昧の記録🌿🌿
♦︎カジキマグロのフリットには、五加木(うこぎ)とトマトのオリーブオイルソース。よもぎよりも深い苦味がしっくりきます

♦︎ウド、タラの芽、ハリギリの天ぷら

♦︎タラの芽とハリギリのピザ

♦︎五加木ごはん

♦︎うるい、五月菜(これは野菜)こごみのお浸し

♦︎名残のふきのとうはオイル漬けに
などなど

月山の兎は月山トラヤワイナリーのデラウェアのオレンジワイン。これなかなかよき❤︎

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父は山の人でした🏔️
山菜は、私にとって特別なものではなく、春になると日常に食べる野菜でした。4〜5月のお浸しはほぼ全て山菜。こごみ、うるいのおひたしは柔らかくてだし醤油で。木の芽やシドケやアイコは苦味があってお浸しか、胡麻和えなど。ウドやギンボの煮物、もちろんたまには天ぷらも。

何かの添え物ではなく、常に丼いっぱいに出てきました。今思えば…それは山育ちの父の影響だったよう。春は毎週のように家族で山菜採りに行ってましたから。

「木の芽」と教えられて食べてきたほろ苦の山菜は、実はアケビの芽だったことは大人になってから知りました。(だから山椒の芽が木の芽と呼ばれる事は知りませんでした😆)

アケビの芽は、今は道の駅などでも売られることもなく、もはやどこに生えてるかもわからない子供の頃に食べた懐かしい味のひとつ。もう1回食べたいなぁ。

そんな訳で、東京暮らしが長くなっても、この時期は山菜の苦味を欲してしまうよう。

山に入ると急に生き生きとして、足元軽く分けっていく父の後ろ姿は、今でも鮮明に覚えています。
三つ子の魂百まで笑。お父さんのおかげで、今年も山の恵みたっぷりいただきましたよ〜!

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